仙台市青葉区にオープンした地鶏料理店「炭火地鶏 天地を喰らふ」(仙台市青葉区錦町1、TEL 022-399-9401)が、30~50代の会社員でにぎわいをみせている。
同店は仙台市内で飲食店を運営する「ウィズ ワン」(一番町4)が初展開する独自ブランド店舗で、「会社員をターゲットに、気軽にいつでも立ち寄れる店にしたい」とオープンした。「三国志」好きな店主が、「戦国のように厳しい不景気のこの時代を戦い、生き残っていけるように」との思いを込めてインパクトの強い店名にしたという。
店舗面積は16坪。「古民間をイメージした」という店内は、木目調の落ち着いた雰囲気が特徴。客席数は34席で、カウンターのほか掘りごたつ席や個室も用意する。「家にいるような雰囲気で、くつろいで飲み食いしてもらえれば」と店主。
同店で提供するのは「青森シャモロック」を使用した鷄料理。地鶏の焼き鳥をメーンにしようと考えた店主が数ある品種を試した結果、「肉がきめ細かくジューシーで臭みも全然ないうえ、冷めてもおいしいのが特徴」の同品種に決めた。
メーンメニューの焼き鳥は「ねぎま」「せせり」「レバー」が「人気ベスト3」(同)で、そのほか「皮」「砂肝」「つくね」「ナンコツ」「手羽先」などを各種そろえる。価格は各180円で、直接生産者から仕入れを行うことで低価格を実現したという。そのほか、「レバーの炙り刺」(480円)、「皮ポン」(380円)、「砂肝の刺身」(650円)、「ささみの刺身」(650円)などの一品料理も用意。ランチタイムには「肉厚!炭火豚丼」「漬けサーモン丼」(各680円)などのランチメニューを提供する。
7月のオープンから約2カ月が経ち、リピーターも増えている。同店主は「日本を元気にするのはサラリーマンの皆さん。たくさん食べて飲んで、明日への活力にしてもらえれば」と話す。
営業時間は11時30分~14時30分、17時~24時。日曜定休。