仙台駅東口の商業施設「Bivi」(仙台市宮城野区榴岡2)4階に4月22日、立ち飲みビストロ「仙台バール」(TEL 022-291-3552)がオープンして、間もなく2カ月を迎える。
運営するのは、関東を中心に飲食店を展開するイーケーシー(東京都台東区)。場所は、同社が手がけるカジュアルイタリアン、韓国料理店、やきとん屋が集積する「世界酒場 仙台市場」の一角。出店の理由について同店チーフの佐藤裕介さんは、「仙台ではまだなじみの薄い『バール』をもっと身近な存在に感じてもらいたかった」(同)と話す。
店舗面積は約30坪、席数は35席。店内は白・黒・赤を基調にまとめ、メニューが手書きされた大きな黒板がアクセントになっている。「バールは立ち飲みが主流だが、座って飲みたい方にも楽しんでほしい」(店長の佐藤さん)といすも用意した
フードは、スパニッシュイタリアンをメーンに約40種類を用意。「仙台バール自家製ピクルス」(300円)、「おつまみスモークチキン」(300円)、「ボローニャソーセージのピンチョス」(400円)などのタパス(小皿料理)をはじめ、旬の食材を使った日替わりメニューも提供。そのほか、注文を受けてから目の前で切り分ける生ハム「ハモンセラーノ」(900円)、「プロシュート」(800円)、「ハムとサラミの盛り合わせ」(1,800円~)、日替わり「チーズの盛り合わせ」(500円~)、手作りのドルチェ「チョコレートのテリーヌ ピスタチオジェラート添え」(500円)など。
ドリンクメニューはビール、ワイン、ジン、ウオツカ、ウイスキー、テキーラ、ラム、カクテルなど100種類以上で、中心価格は400円~500円。ワインは常時30種類以上を用意し、グラス(380円~)、ボトル(2,500円~)で提供する。
オープンから2カ月。客層の中心は20代半ば以上の会社員やOLで、客単価は1,800円。佐藤さんは「地域密着の店を目指して、毎日使いしてもらえるような店にしていきたい。会社帰りに同僚や友達と、また1人でも気軽に立ち寄っていただければ」と話す。
営業時間は16時~翌1時(金曜・土曜・祝前日は翌2時まで)。