仙台・本町にクラフトビールバー「ビアスタンド・アンバーロンド」(仙台市青葉区本町2、TEL 070-9449-1690)が移転オープンして1カ月がたった。
2008(平成20)年に「アンバーロンド」として国分町で開業した同店。店主の田村琢磨さんは移転の理由の一つに、コロナ禍以降の人流の変化を挙げる。「会社員の方が繁華街まで足を運ぶことが少なくなり、職場や駅の近くで飲むことが多くなった」と感じ、仕事帰りに立ち寄れる場所で物件を探していたという。
新天地は昨年3月に完成した新築ビル1階、外から店内の様子が見えるガラス張りの路面店。店舗面積は36平方メートル。カウンター席6席、テーブル席8席のほか、スタンディングテーブルで立ち飲みにも対応し、暖かくなった頃に屋外にも立ち飲みスペースを設ける予定。
たる生ビールは常時10種類、東北を中心とした国内と欧米の銘柄をそろえる。「特定のスタイルに偏らずバリエーションを持たせ、クラフトビール入門者からマニアまで楽しめるようにしている」と田村さん。現在の中心価格帯は220~280ミリリットル=900円台、330ミリリットル=1,400円前後。「ビアターミナル・アンバーロンド」として瓶・缶ビールの販売も行い、取扱数も従来の2倍となる80種類に増やした。
フードは、ボリューム感のあるブリトーを新たな看板メニューに据えた。タコミートにサルサ、レタスとチーズをトルティーヤで巻いた「ビア・ブリトー タコミート」(1,080円)と、ソーセージにジャーマンポテトとチーズ、ザワークラウト(キャベツの酢漬け)、紫キャベツのマリネ、レタスにカレーケチャップを合わせた「ビア・ブリトー ドイツ風」(1,280円)の2種類。名物の「アンバーロンド焼餃子(ギョーザ)」(4個550円)やソーセージ各種など定番メニューのほか、「アンバーロンド唐揚げ」(3個580円)など新メニューも加えた。
オープンから1カ月がたち、近隣で働く人や暮らす人の利用が多く、国分町時代の常連客も訪れている。早い時間から営業することで、近くのホテルに宿泊する出張者や観光客の来店も見込む。
田村さんは「これまでのアンバーロンドの集大成であり、第2章の始まり。より幅広いサービスが提供できるようになったので、さまざまなシーンで使ってほしい。料理人やブルワリーとのコラボイベントなど、お客さまに楽しんでもらえるようなアイデアをどんどん形にしていきたい」と意気込む。
営業時間は15時~23時(金曜・土曜・祝前日は24時まで)。