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仙台駅前の昭和レトロ居酒屋が火災焼失から復活 待ちわびた客でにぎわい

アイドルのブロマイドやレコードジャケットをディスプレーした店内

アイドルのブロマイドやレコードジャケットをディスプレーした店内

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 昭和レトロ居酒屋「代々木ミルクホール」仙台分店(仙台市青葉区中央1、TEL 022‐266‐6666)が11月4日、仙台駅前で営業を再開した。運営は、「半兵ヱ」「駅前酒場 もつ焼き専門 丸昌」などを展開する外食チェーンのドリームリンク(秋田市)。

2階に上がる階段にもブロマイドやレコードジャケットがびっしり

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 2011(平成23)年12月に開業した同店。昭和世代を中心に人気を集めていたが、2022年12月の火災により焼失。復活を望む声を受け、2年11カ月ぶりに営業再開した。同社高度成長期カンパニーグループ長の小谷和也さんは「再びミルクホールを仙台で営業でき、常連の方とも再度お話しできることがうれしい。以前と変わってしまった部分もあるが、以前より楽しめる店になっている」と話す。

 席数はカウンター、テーブル合わせて42席。店内へつながる階段や店内には、500枚以上のアイドルのブロマイドや1500枚以上のレコードジャケットをディスプレーする。BGMには1970~90年代の歌謡曲やディスコミュージックを流す。

 フードは全品220円、ドリンクは全品385円の均一価格で提供する。フードは、焼きそば、焼きうどん、お好み焼き、ピザパイ、パスタ、ハンバーグ、鉄板料理、おでん、揚げ物、串揚げ、サラダ、ご飯物、珍味、デザートなど約130種類をラインアップ。ドリンクは、ビール、サワー、ハイボール、カクテル、焼酎、日本酒、梅酒、ワイン、ノンアルコールカクテルなど110種類以上をそろえる。「17才」や「涙のリクエスト」「ヤングマン」など、昭和の名曲をイメージしたカクテルも用意する。

 客単価は2,200円。営業再開から1カ月がたち、待ちわびた常連客をはじめ、年配者や会社員などで連日にぎわいを見せている。小谷さんは「昭和世代の方には昭和歌謡を楽しんでもらいながら当時の記憶や思い出にふけっていただき、若い世代の方には目新しさを楽しんでもらえたら」と呼びかける。

 営業時間は15時~翌1時(金曜・土曜は翌3時まで)。

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