中国発祥のマーラータンと火鍋をメインに提供する「陽菜（ヒンナ）」（TEL 070-9394-7995）が9月18日、仙台パルコ2（仙台市青葉区中央3）5階にオープンした。

夜に提供する火鍋セット

　野菜宅配事業やキャンプ場運営を手がける「ALLSNOW」（川崎町）が半年間の期間限定で出店した。店舗面積は42.5坪。席数は、店内＝約50席、テラス＝約30席。

　昼は、辛くてしびれるスープで春雨や野菜などの具材を煮込むマーラータンを提供。「マーラータン」（620円）をベースに、スープの種類と辛さ、麺の種類、具材を選んで注文する。

　スープは、鶏ガラを半日以上炊いて数種類のスパイスを合わせた基本スープのほか、エビやホタテからだしをとった「海鮮湯」、数種類のキノコをじっくりと煮込んでうまみを引き出した「きのこ湯」、完熟トマトの酸味と甘みが特徴の「トマト湯」、クリーミーで優しい味わいの「豆乳湯」（100円増し）をラインアップする。辛さは0辛～10辛（6辛以降は55円ずつ増し）の11段階。麺は春雨、太帯春雨、サツマイモ春雨、中華麺を用意する。具材は、パクチー、キクラゲ、白キクラゲ、小松菜、水菜、ヤングコーン、エノキ、ニラ、白菜、ネギ、モヤシ、プチトマト（以上100円）、ウズラの卵、豚バラ、豚ロース、ラム肉、イカ、魚卵団子、虹団子、干豆腐、えびつみれ（以上150円）、ホタテ（200円）など36種類を用意する。

　17時からは、スパイスを使ったスープで肉や野菜を煮込む火鍋がメインで、2種類のスープを選ぶ「火鍋セット」（1人前1,980円、注文は2人前から）で提供する。ナムル（430円）、自家製タルタル春雨サラダ（650円）、「痺辛（しびから）あい鴨（がも）ロース」（700円）、「よだれどり」「パクチーポテト」（以上780円）、ミニルーローハン（880円）など、サラダや一品料理、ご飯物、デザートも提供する。

　ドリンクは一日を通して、ビール、サワー、ハイボール、お茶ハイ、ワイン、紹興酒、果実酒、カクテルなどのアルコールをはじめ、コーヒーや中国茶などのソフトドリンクを用意する。

　20～40代の女性をメインターゲットに据え、想定客単価は、ランチ＝1,500円前後、ディナー＝2,000～6,000円。店長の石川瑶さんは「昼は野菜たっぷりのマーラータン、夜はスパイスが香る火鍋を気軽に楽しんでもらえたら」と呼びかける。

　営業時間は11時～23時。営業は来年2月末までの予定。