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仙台うみの杜水族館で恒例のホタル特別展示 照明を変え昼と夜の様子を再現

暗闇の中で緩やかに動くホタルの光

暗闇の中で緩やかに動くホタルの光

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 仙台うみの杜(もり)水族館(仙台市宮城野区中野4、TEL 022-355-2222)2階企画展示室で6月13日、ホタルの特別展示「ホタルの杜(もり)」が始まった。

ホタル繁殖の取り組みを紹介

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 同館では絶滅危惧種の繁殖や生息環境保護の取り組みの一環として、近年減少しつつあるヘイケボタルとゲンジボタルの保全活動を行っている。ホタル展示は2015(平成27)年5月に閉館した旧マリンピア松島水族館で行われていた企画で、同館では2019年からホタルの繁殖に取り組み、今年で7回目の開催となる。

 ホタル水槽では、飼育スタッフが1年かけて繁殖・育成した50匹以上のヘイケボタルを展示。時間帯により照明を切り替え、昼のホタルの姿(10時~13時、14時~17時30分)と夜の暗闇で光る様子(9時~10時、13時~14時)をそれぞれ観察できるようにする。ホタルの生態や繁殖の取り組みについての解説パネルも展示。今後はゲンジボタルの展示も予定する。

 同館広報担当者の佐藤優奈さんは「ほのかに光る美しいホタルの姿を観賞できる。自然の中でなかなか見る機会が少なくなり、幼い頃に見て久しく見ていなかった方や見たことがない方も、ホタルの淡く優しい癒やしの光を楽しんでもらえたら」と呼びかける。

 開館時間は9時~17時30分(最終入館は閉館30分前)。入館料は大人=2,400円ほか。7月6日まで。5日は、ホタルの生体展示や、「河原で輝くホタルの光」をイメージしたライトアップ、ホタルの担当飼育員による解説を行う「ホタルナイト水族館」を開催。開催時間は18時~20時30分(最終入場は19時30分)。

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