
紙や紙雑貨、文具を集めたイベント「紙博 in 仙台」が4月5日・6日、協同組合仙台卸商センター・産業見本市会館「サンフェスタ」(仙台市若林区卸町2)イベントホールで開催される。主催は手紙社(東京都調布市)。
イラストレーターやデザイナー、紙の卸会社、印刷会社、文具メーカーなど、紙にまつわる「作り手」が自らブースに立ち、作品や商品を販売するイベント。2017(平成29)年に始まり、2020年に同会場での東北初開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により中止になった。オンライン企画や仙台での関連イベントを経て、5年越しの開催にこぎ着けた。
同社紙博広報担当者の飯村奈生さんは「私たちも待ち望んだ『紙博 in 仙台』を改めて開催できることとなった。発表後は心待ちにしている方々からメッセージが多く寄せられ、うれしく思うとともに、存分に楽しんでもらえるように頑張ろうと気を引き締めた」と話す。
72組が出店し、ノート、ポストカード、包装紙、はんこ、シール、マスキングテープ、ガラスペンやインク、イラスト、活版印刷のアイテムを販売。700個以上のはんこを用意する「はんこ押し放題スポット」や、思い思いにラッピングした紙物を持ち寄り交換する「紙ものお裾分けっこ」、クリエーターによるトークライブ、オリジナルインク・スタンプ作りのワークショップも展開する。
飯村さんは「出店者にとってわが子とも呼べる作品・商品の数々が並び、会場は紙物とイラストであふれた、日常とはひと味違う世界になる。仙台開催に向けて作った作品を用意する出店者もいるので、ここでしか手に入らないものが見つかるはず。参加型企画も盛りだくさんに用意しているので、足を運んでもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~17時。入場料は、前売り=1,000円、当日=1,200円。