買う

仙台・卸町で「紙博」 72組参加、コロナ禍で中止経て5年越しの東北初開催へ

2月に開催された「紙博 in 岡山」会場の様子(写真提供=手紙社)

2月に開催された「紙博 in 岡山」会場の様子(写真提供=手紙社)

  • 19

  •  

 紙や紙雑貨、文具を集めたイベント「紙博 in 仙台」が4月5日・6日、協同組合仙台卸商センター・産業見本市会館「サンフェスタ」(仙台市若林区卸町2)イベントホールで開催される。主催は手紙社(東京都調布市)。

過去開催の会場風景から紙雑貨や文具

[広告]

 イラストレーターやデザイナー、紙の卸会社、印刷会社、文具メーカーなど、紙にまつわる「作り手」が自らブースに立ち、作品や商品を販売するイベント。2017(平成29)年に始まり、2020年に同会場での東北初開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により中止になった。オンライン企画や仙台での関連イベントを経て、5年越しの開催にこぎ着けた。

 同社紙博広報担当者の飯村奈生さんは「私たちも待ち望んだ『紙博 in 仙台』を改めて開催できることとなった。発表後は心待ちにしている方々からメッセージが多く寄せられ、うれしく思うとともに、存分に楽しんでもらえるように頑張ろうと気を引き締めた」と話す。

 72組が出店し、ノート、ポストカード、包装紙、はんこ、シール、マスキングテープ、ガラスペンやインク、イラスト、活版印刷のアイテムを販売。700個以上のはんこを用意する「はんこ押し放題スポット」や、思い思いにラッピングした紙物を持ち寄り交換する「紙ものお裾分けっこ」、クリエーターによるトークライブ、オリジナルインク・スタンプ作りのワークショップも展開する。

 飯村さんは「出店者にとってわが子とも呼べる作品・商品の数々が並び、会場は紙物とイラストであふれた、日常とはひと味違う世界になる。仙台開催に向けて作った作品を用意する出店者もいるので、ここでしか手に入らないものが見つかるはず。参加型企画も盛りだくさんに用意しているので、足を運んでもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は10時~17時。入場料は、前売り=1,000円、当日=1,200円。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース