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仙台土産に新商品、牛タン入りかまぼこ「シャシャまる」 常温で180日保存可能

青唐辛子みそと合わせたそぼろ状の牛タンをかまぼこで包んだ「シャシャカマ」

青唐辛子みそと合わせたそぼろ状の牛タンをかまぼこで包んだ「シャシャカマ」

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 食品卸販売会社「ティー&ティーフーズ」(仙台市泉区山の寺2)が2月10日、宮城の味を一口で味わえるプチかまぼこ「シャシャカマ」の販売を始めた。

猫のキャラクター「シャシャまる」をあしらったパッケージ

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 2013(平成25)年に設立した同社は、宮城県産食材を使った「みやぎのご飯のお供」シリーズなど地域の特産品を生かした商品を展開している。「シャシャカマ」は、そぼろ状の牛タンを青唐辛子みそと合わせ、一口サイズのかまぼこで包んだ商品。社長の高平百合江さんは「宮城県を発信する新たな商品開発を検討している中、ショーロンポーにヒントを得て、かまぼこに牛タンを包んだら一口で宮城の味を丸ごと楽しめるのではとの考えが生まれた」と話す。

 常温で180日間保存できるのが特徴。「かまぼこや牛タンは要冷蔵品がほとんどで、特に夏場は持ち運びに保冷バッグや保冷剤が必要なため購入をためらう人が一定数いることを知った。常温で持ち運べるかまぼこがあれば、より多くの人に宮城の名産を届けられるのでは考えていたところ、常温でかまぼこを製造する技術を持っている及善商店(南三陸町)さんと出会い、開発を始めた」と振り返る。

 牛タンの大きさや、牛タンと青唐辛子みその比率に苦労したといい、約1年かけて完成。昨年11月、仙台市産業振興事業団主催の「第11回新東北みやげコンテスト」に出品したところ、入賞を果たした。

 パッケージはピンクと水色のカラーリングで、猫のキャラクター「シャシャまる」をあしらったデザインも購入客から好評を得ているという。「観光で宮城を訪れた人や県外に出かける人に、手土産として利用してもらえたら」と呼びかける。

 1箱6個入りで、価格は1,188円。仙台駅の駅ビル「エスパル東館おみやげ処(どころ)いろといろ」、新幹線南口「おみやげ処せんだい」、太白区の「秋保ヴィレッジアグリエの森」など、県内の土産店を中心に8カ所(2月26日現在)で販売している。

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