![「地下鉄南北線3000系チョロQ」(写真提供=仙台市交通局) ©TOMY 「チョロQ」は株式会社タカラトミーの登録商標です](https://images.keizai.biz/sendai_keizai/headline/1739445640_photo.jpg)
仙台市交通局が2月13日、地下鉄南北線新型車両「3000系」をモデルにした「地下鉄南北線3000系チョロQ」の予約受け付けを始めた。
昨年10月に導入された新型車両3000系。仙台市交通局では、1987(昭和62)年の南北線開業時から運行する車両「1000系」(改造後の名称は1000N系)が一般的な耐用年数を迎えることから、2030年度まで順次全車両を3000系に切り替える。
「2024年度グッドデザイン賞」を受賞した3000系の外装は「南北線車両からの進化」をイメージしたデザインで、市民の投票により決定。「杜(もり)の都」をイメージし、グリーンをラインカラーとし、1000N系同様に先頭形状は「くの字」形、ライトは前面ラインと一体化させて進化したイメージを打ち出した。
市交通局経営企画課担当者は「今後末永く市民の皆さまから愛される地下鉄として、親しみや関心を持っていただくきっかけづくりの一つとして企画した」と話す。2015(平成27)年に東西線の開業を記念して販売した「東西線2000系チョロQ」に続く第2弾となる。
サイズは、幅7.6センチ、奥行き3センチ、高さ3.6センチ。「車体やラインの色の再現度にこだわり、車体下の台車部分も細部まで表現し、精緻な仕上がりを目指した。鉄道車両が好きな方はもちろん、通勤・通学などで日頃乗車いただいている方々にも応募してもらえたら」と同担当者。「3000系車両は座席など車内のデザインもスタイリッシュに一新し、静かで快適な乗り心地となっている。実際に乗車して、これまでの車両との違いを体感してほしい」とも。
価格は1,300円。9000個限定。1人1個まで。せんだいオンライン申請サービスで今月25日17時まで受け付ける。インターネットを使わない層向けに300個分を2月15日10時~14時に電話で受け付ける。受け渡しは3月21日~23日、仙台駅前の商業施設「アエル」(仙台市青葉区中央1)で行う。