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仙台市役所の食堂で恒例企画「学校給食フェア」 地場産物使うメニュー提供

1月20日は太白学校給食センターの献立。(左下から時計回りで)わかめごはん、ずんだ団子、サメの竜田揚げ、油麩と雪菜のみそ汁(写真はイメージ=仙台市提供)

1月20日は太白学校給食センターの献立。(左下から時計回りで)わかめごはん、ずんだ団子、サメの竜田揚げ、油麩と雪菜のみそ汁(写真はイメージ=仙台市提供)

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 仙台市内の学校給食メニューを日替わりで提供する恒例の「学校給食フェア」が1月20日から、仙台市役所(仙台市青葉区国分町3)本庁舎地下1階の食堂で開催される。

1月23日は川前小の献立

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 食育と学校給食への関心を高め市民に理解を深めてもらおうと、仙台市教育委員会が2013(平成25)年度から毎年、1月24日~30日の「全国学校給食週間」に合わせて行っている企画。連日早々に完売する人気企画で、市健康教育課給食事業係の職員は「給食を懐かしんで足を運ぶ方もいて、皆さん笑顔で当時の給食を回想しながら食べている様子」と話す。

 今回のテーマは「地場産物を使用した学校給食」。献立の内容は次の通り。20日(太白学校給食センター)=わかめごはん、サメの竜田揚げ、油麩(あぶらふ)と雪菜のみそ汁、ずんだ団子、21日(西中田小)=ごはん、カツオの揚げ煮、ごまあえ、豚汁、リンゴ、22日(宮城野小)=米粉パン、仙台みそ入りホワイトシチュー、仙台産大豆のチリコンカン、小松菜とワカメのサラダ、23日(川前小)=ごはん、笹(ささ)かまぼこの磯辺(いそべ)揚げ、ワカメのごま酢あえ、仙台せり鍋、リンゴ、24日(愛子小)=ごはん、マーボー豆腐、シューマイ、ケールと小松菜の中華あえ、リンゴ。いずれも牛乳が付く。学校給食の雰囲気が感じられるように、おかずや汁物は学校で実際に使われている食器で提供。主菜の量や品数は実際の給食よりも多くしているという。

 同担当者は「仙台市では学校給食に地域の食材を積極的に取り入れ、食に関する知識や望ましい食習慣、地産地消や伝統的な食文化について理解を深めることができるように工夫を凝らしている。期間中は食育の取り組みなどの展示も行っているので、食べて、見て、現在の学校給食を知ってもらえたら」と呼びかける。

 提供時間は11時から。価格はいずれも630円。各日限定80食。今月24日まで。

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