仙台うみの杜(もり)水族館(仙台市宮城野区中野4、TEL 022-355-2222)で10月4日、擬態する生き物の生態に迫る企画展「擬態展」が始まった。
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天敵から身を守る擬態「守」、獲物に気付かれないようにする攻めの擬態「攻」に分けて、「擬態術」を駆使する生き物約30種を2階企画展示室と常設水槽で展示、解説する。企画展示室では、ミミックオクトパス、マダガスカルヘラオヤモリ、ハナカマキリ、カレハカマキリ、リーフフィッシュ、コケガエル、モクズショイなどを展示する。
同館広報担当者は「生息する環境に合わせた優れた擬態術を持つ生き物の特徴を楽しく学べる企画展となっている。敵から逃れるために、獲物を捕らえるために、何かになり切る生き物たちの世界を楽しんでもらえれば」と呼びかける。
「人間界の擬態術のプロ」として、タレント・ものまね芸人のほいけんたさんをアンバサダーに起用した企画も展開。「擬態術」について語るほいさんのムービー上映、ほいさんが誰かになり切って行う館内放送を行うほか、2階「クラゲのいやし」エリアでほいさんがプロジェクションマッピングに登場する。今月12日にはほいさんが一日館長として来館し、ものまねライブや生館内アナウンス、来館者の出迎えなどを行う。
1階フードコートでは期間中、「コノハガエルが潜む!?杜のチョコサンデー」(580円)、「マーボー豆腐!?(みそ汁)」(990円)、「ヒレ!?カツカレー」(1,100円)などの同展コラボメニューを提供する。
開館時間は10時~17時(11月5日以降は11時から、最終入館は閉館30分前まで)。入館料は大人=2,400円ほか。来年1月13日まで。