杜(もり)の都が音楽で彩られる「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」が9月7日・8日、開催される。
1991(平成3)年に参加者25グループ150人、観客約5000人で始まった同イベント。現在では仙台の秋の風物詩として定着し、昨年は415グループ2955人が参加。2日間で延べ55万人を動員した。
33回目となる今年のテーマは「Join us! -音▽届け!!-」(▽はハートマーク)。実行委員会担当者は「主役は関わる全ての皆さん。街中のステージで仲間と演奏をする、お目当てのバンドの演奏を見るためにステージをはしごする、ビール片手に定禅寺通りを歩く、ナイトステージで踊る、運営の裏方を体験してみるなど、楽しみ方は人それぞれ。街中がステージとなる9月の特別な2日間、多くの方々と一緒に楽しみたい、自分自身の好きな形で参加し仲間になってほしいという思いを込めた」と話す。
ジャズコンボ、ゴスペル、ポップス、アコースティック、ソウル・R&B、フュージョン、ブルース、オールディーズ、ロック、スカ、ビッグバンド、民族音楽など多彩なジャンルの約620組が出演。定禅寺通、勾当台公園、西公園、一番町四丁目・国分町、ぶらんどーむ、マーブルロード、クリスロード、仙台駅前など仙台市中心部に設ける34のステージで演奏を披露するほか、企業タイアップステージも展開する。
開催時間は11時~20時。