宮城県内の「モスバーガー」19店舗で8月23日、県産トマトを使ったメニューの提供が3日間限定で始まった。
モスバーガーが2014(平成26)年から展開している、地元で収穫された野菜を使ったメニューを提供する「モスの県産野菜フェスタ」。今回は、美里町の農業法人「デ・リーフデ美里」の施設で収穫されたトマトを使った2種を販売する。
ラインアップは、トマトの上にパティとスライスチーズをのせ、レタス、オニオン、さらにトマトを重ね、ハーフマヨネーズタイプとオーロラソースで味付けした「新とびきり 大盛りトマト モス野菜チーズバーガー」と、トマトの上にパティをのせ、オニオンと2枚目のトマトを重ね、和風バーベキューソースとホットチリソースで味付けした「新とびきり 大盛りトマト チリバーガー」。
「新とびきり」シリーズは、3月から定番商品に加わった商品群で、国産牛100%のパティが特徴。モスフードサービス(東京都品川区)の広報担当者は「しっかりとした肉感が楽しめる国産牛のパティと生野菜との組み合わせにより、肉々しさとジューシーさを兼ね備えたハンバーガーに仕上げた」と自信を見せる。
販売開始前日の22日には、県内店舗の店長やスタッフ、同社社員ら17人がデ・リーフデ美里の農場で収穫体験を行い、生産者と情報交換しながら交流を深めた。参加したスタッフからは「普段私たちが手にしているトマトは農家さんたちが毎日暑いビニールハウスの中、手作業で一つずつ丁寧に収穫している物だということ、大切に育ててくださっていることを実感した」との声があったという。
価格は各880円。今月25日まで。期間中は、持ち帰り限定でデ・リーフデ美里のトマト(200円)も販売する。