レトルト食品ブランド「NISHIKIYA KITCHEN(ニシキヤキッチン)」が7月4日、福神漬け「カレーの恋人」の販売を始めた。
1939(昭和14)年創業のレトルト食品メーカー「にしき食品」(岩沼市)がブランド展開する「ニシキヤキッチン」。現在、カレーやスープ、パスタソースなど約120種類の商品を展開するほか、宮城と東京に実店舗を計5店出店している。
「カレーの恋人」は、仙台パルコ店(仙台市)と岩沼店(岩沼市)に併設するイートインスペースでカレーの付け合わせに提供している手作りの福神漬けを「お手本にした」(同社)という。広報担当者の長坂歩美さんによると、イートインを利用した客から物販商品も作ってほしいとの声を受けて商品化に乗り出し、約1年半かけて完成させた。
ダイコン、ニンジン、キュウリ、レンコン、ナス、ショウガ、ゴマ、シソを甘めのしょうゆに漬け込んだ同商品。長坂さんは「ニシキヤキッチンのどのカレーにも合うよう、甘さは控えめにしている。副菜感覚で楽しめるよう食感を残すことにもこだわった」と話す。
「福神漬けは日本のカレーにとって相性抜群のパートナーであり、家庭でも一緒に食べてもらいたいと考え、『カレーの恋人』と名付けた。おうちでのカレーライフをさらに楽しんでもらえたら」と呼びかける。
価格は、140グラム入り=680円。ニシキヤキッチン各店とオンラインショップで販売する。