ブライダル大手の「ノバレーゼ」(東京都中央区)が7月6日、仙台市青葉区霊屋下の旅館「天龍(てんりゅう)閣」跡地に結婚式場「青龍荘」をオープンする。
伊達政宗の霊廟(れいびょう)「瑞鳳殿(ずいほうでん)」に隣接する2556平方メートルの敷地に、一部2階建ての建物を新築した。延べ床面積は938平方メートル。1階は十二角形のドーム型の天井が特徴の披露宴会場と、木造建築のチャペル、2階は新郎新婦や親族の控室などを用意し、窓越しの眺望を結婚式の演出の一つとして生かす。昼夜各1組に貸し切る。
料理は、金華山や三陸沖の魚介など、地元食材をふんだんに取り入れた和洋折衷のコースを4種類用意。バンケットに併設するオープンキッチンで披露宴の進行に併せて調理し、出来たてを提供する。今後はレストラン営業も計画しているという。
宮城県初進出となる同社。営業本部仙台地区ゼネラルマネジャーの高山宗一朗さんによると、案内を始めた2023年11月から6月末までの受注状況は当初の計画に対して200%で推移しているという。「青龍荘を選んで良かったと式を挙げた人から声を頂けるよう、参列した人からも薦めてもらえるように努めていきたい」と話す。
営業時間は、平日=11時~19時、土曜・日曜・祝日=10時~20時。水曜、第2・4火曜(祝日を除く)定休。初回の挙式・披露宴は今月13日に行われる。