「サッポロ生ビール黒ラベル」のブランド体験イベント「THE PERFECT 黒ラベル EXPERIENCE 2024」が5月30日、サンモール一番町商店街で始まった。
サッポロビール(東京都渋谷区)は、たる生ビールを提供する際のジョッキなどの状態や温度管理、泡の作り方などに基準を設け、より品質を高めた「ザ・パーフェクト黒ラベル」の展開を2014(平成26)年に始めた。飲食店以外でも味わえる機会を提供しようと今回、2019年以来5年ぶりとなる大型体験イベントを展開している。3月の東京会場を皮切りにこれまで国内10都市を巡回し、商店街や駅前などを会場に延べ3万1000人を動員。仙台は最終会場となる。
商店街の街路に、黒を基調にデザインしたトレーラーとスタンディングテーブルを設置。110人ほどを収容する会場を用意した。受付で体験チケット(500円)を販売し、サッポロ生ビール黒ラベル1杯(約430ミリリットル)と、プレッツェル&ナッツの小袋と交換する。
ビールはトレーラーで「ザ・パーフェクト黒ラベル」専用サーバーからスタッフが注ぐ。サーバーの横の小さな穴から出した泡をカップに沿うように付けていくのが特徴。サッポロビールマーケティング本部ビール&RTD事業部の黒柳真莉子さんは「口当たりの良いきめ細やかな泡ができ、ビールの液との間に『フロスティミスト』(霧状の泡の層)が生まれるので泡の状態が持続する」と説明する。トレーラーでの提供時は下からライトを当て、泡の層が見えやすいようにする。
会場では、ECサイト「サッポロ生ビール黒ラベル THE SHOP」で取り扱うグラスやバッグ、キャップやジーンズなどのオリジナルアイテムを展示、販売する。
黒柳さんは「サッポロ生ビール黒ラベルの大人の世界観と『生のうまさ』を開放的な空間で体験してほしい」と呼びかける。
開催時間は、5月31日=22時まで、6月1日=11時~21時、2日=11時~20時。6月2日まで。