仙台の老舗百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館7階催事場で開催中の「全国駅弁大会とうまいもの市」に2月23日から、金沢市のスパイスカレー店が出店している。
ハッピーカレーの「ハッピー2種あいがけカレー」に「能登牡蠣スパイス焼き」をトッピング
「全国駅弁大会とうまいもの市」は、全国各地の駅弁と水産加工品、肉加工品、総菜、調味料、スイーツ、茶葉、酒類などの「うまいもの」を集めた毎年恒例の人気企画。21回目の開催となる今回は、前半(2月16日~22日)、後半(23日~28日)合わせて約60社が出店する。
「能登半島地震で大きな被害を受けた石川県を、百貨店としての形で応援したい」(藤崎広報担当者)と、「カレーの街金沢 スパイスカレー3店舗夢の競演」を後半の目玉として企画。金沢市の人気店「インドレストラン シャルマ」「ジョニーのビリヤニ」「幸福加厘(ハッピーカレー=加厘は口へんに加、口へんに厘が正式表記)」の3店舗が、イートインコーナー「うまいもの食堂」でスパイスカレーを提供する。
メニューは、インドレストラン シャルマ=「チキンティッカ」(2個500円)、「チキンマサラ」「バターチキン」「蓮根(れんこん)キーマ」(以上1,200円)、ジョニーのビリヤニ=「能登牛のミニカレー」(600円)、「チキンビリヤニ」「骨付き羊肉のビリヤニ」(以上1,200円)、「ビリヤニ2種盛り」(1,400円)、ハッピーカレー=「能登牡蠣(かき)スパイス焼き」(600円)、「ハッピースパイスカレー」(1,200円)、「ハッピー日替わりカレー」(1,200円~1,400円)、「ハッピー2種あいがけカレー」(1,500円)など。レトルトや冷凍食品、弁当も販売。売り上げの一部を石川県に寄付する。
「インドレストラン シャルマ」を展開するジェムインターナショナルフーズ(金沢市)社長の大友吉朗さんは「金沢は日本一カレー店が多い街として3年連続で日本一となっている。石川県を代表する3店舗の味を仙台の皆さまにも食べてもらえれば」とアピール。「これを機に石川県に興味を持ってもらい、震災の復興の応援をお願いしたい。仙台の皆さまも経験されたように、復興にはこれから長い道のりがある。今は私たちが全国を飛び回って石川県の食をPRするので、落ち着いてきたら皆さまにも金沢に旅行に来てもらえれば」と呼びかける。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。今月28日まで。