パリ発チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2024」が2月1日、仙台三越(仙台市青葉区一番町4、TEL 022-225-7111)本館7階ホールで始まる。
亘理のイチゴを使った「ナカムラチョコレート×燦燦園」の「仙台三越開店90周年記念商品 オリジナルセレクション」
世界最大規模のチョコレート展示販売イベントとして1995年にフランス・パリで始まり、世界各国に広がった「サロン・デュ・ショコラ」。2003(平成15)年に日本初上陸し、今年は仙台のほか、東京、札幌、京都、広島、福岡で開催する。
期間中、M.O.F.(フランス国家最高職人)の称号を持つ「ジャン=ポール・エヴァン」「フィリップ・ベル」「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」「フランク・ケストナー」「パトリック・ロジェ」「ルノートル」などのトップショコラティエをはじめ、100を超えるブランドが出店する。初出店は「クルイゼル」「リトルマザーハウス」「ジャパン ジュース」「ホテル ズ プログレス」「アレノ&リヴォルワール」「アルティザン・パシオネ」「ノックス オーガニック」「パフェをショコラで。」「まるっとかわいいふるうつ」「トリュフベイク」の10ブランド。
仙台三越開店90周年の記念商品も用意する。亘理町産のイチゴを使った「ナカムラチョコレート×燦燦(さんさん)園」の「オリジナルセレクション」(2,819円)、県産ユズを使った「クリオロ」の「トレゾー・ユズ」(3,078円)、宮城の日本酒や果実リキュールを使った「シリスマリア×阿部勘」の「阿部勘 古酒 生チョコレート」(2,484円)など。
仙台三越の広報担当者によると、売れ筋の価格帯は3,000円~4,000円で、海外ブランドの「ベルナシオン」「フィリップ・ベル」「フランク・ケトナー」、国内ブランドの「クリオロ」「シルスマリア」「カズノリイケダアンディヴィデュエル」「ナカムラチョコレート」が人気という。
同担当者は「近年は自分へのご褒美として、特に会期前半に購入される方が多く、価格にはあまりこだわらず欲しいショコラを吟味して購入している様子がうかがえる。価格・数量ではなく、サロン・デュ・ショコラを楽しむという感覚で足を運んでもらっているようだ」と話す。
営業時間は10時~19時。2月14日まで。