全品均一価格の焼き鳥店チェーン「鳥貴族」仙台国分町店(TEL 022‐796‐1979)が12月12日、一番町四丁目商店街角の仙台東映プラザ(仙台市青葉区一番町4)3階にオープンする。
1985(昭和60)年に大阪で創業した「鳥貴族」は、国産鶏肉を使った焼き鳥、フード、ドリンクを含め、全品360円の均一価格で提供するのが特徴。関西・関東・東海・北海道・中国・九州・沖縄に635店舗(12月12日時点)を展開し、東北エリアへの出店は今回が初めて。仙台国分町店の店舗面積は176平方メートル。席数は、テーブル席=74席、カウンター席=11席。
鳥貴族(大阪市)社長の江野澤暢男さんは「コロナ前から仙台への出店は計画に上がっており、お客さまから早く仙台に出店してほしいという声も寄せられていた。ようやくコロナが落ち着いて出店がかなった」と話す。
焼き鳥は、名物の「もも貴族焼」「むね貴族焼」をはじめ、「ちからこぶ」「手羽先」「せせり」「砂ずり(砂肝)」「ピーマン肉詰」「つくねチーズ焼」「むね明太(めんたい)マヨ焼」など約30種類をそろえる。そのほか、「トリキの唐揚」や「親鶏炙(あぶ)り焼マヨサラダ」「ふんわり山芋の鉄板焼」「カマンベールコロッケ」などの逸品料理やスピードメニュー、「とり釜飯」「とり白湯(パイタン)めん」などのご飯物、デザートも提供する。
ドリンクは、ビール、ハイボール、国産ジン、レモンサワー、酎ハイ、お茶ハイ、梅酒、カクテル、ワイン、焼酎、日本酒、果実酒、ノンアルコールビール、オリジナルクラフトジュース、ソフトドリンクなど、50種類以上を用意する。
客単価は2,200円前後を想定する。
同社では現在、仙台駅西口エリアへの出店準備も進めているという。「宮城1号店の反応を見ながらにはなるが、来年以降も県内の出店を加速していきたいと考えている」と江野澤さん。「まずは東北の中心である仙台でお客さまに支持を頂いて、そこから東北全体につなげていきたい」とも。
営業時間は17時~翌1時(来年1月8日までは22時まで)。12月31日、1月1日は休み。