![福島の工芸品「赤べこ」にのんさんのリボンアートを施した「ちょうちょを纏(まと)った、赤べこ」](https://images.keizai.biz/sendai_keizai/headline/1697466027_photo.jpg)
俳優・アーティストの「のん」さんによる個展「のん Ribbon展 怪しくて、可愛(かわい)いもの。」が10月13日、仙台パルコ(仙台市青葉区中央1、TEL 022-774-8000)6階スペース6で始まった。
のんさんがデザインしたものを職人が絵付けし、のんさんが背面にリボンをまとわせた、高さ約180センチ、直径約45センチのこけし灯籠
のんさんは1993(平成5)年生まれ、兵庫県出身で、俳優、モデル、ミュージシャン、映画製作、アートなど幅広いジャンルで活動している。仙台パルコでの個展は2018(平成30)年以来2度目で、開業15周年記念として企画した。
東北の伝統工芸品である「こけし灯籠」(青森)や「赤べこ」(福島)と、のんさんのリボンアートがコラボレーションした作品を展示。のんさんが監督・主演を務めた映画「Ribbon」に登場した大量の「リボン」を使ったインスタレーションやトルソー作品、2023年1月に兵庫県朝来市で開催された「ikuno art stay 2023 non ribbon art」で展示した219体のこけしリボンアート「試作・真っ赤童の部屋」をアレンジした作品「真っ赤童の巣『視線』」、今年の「仙台七夕まつり」に合わせて仙台パルコ館内に展示した「リボンアート七夕飾り」も展示する。
仙台パルコ広報担当者は「のんさんのリボンアートをまとったあやしくてかわいいものたちが織り成す不思議な空間で、のんさんの創作意欲ときらめきを体感してもらえれば」と呼びかける。
営業時間は10時~20時30分(入場は閉場30分前まで、最終日は18時閉場)。入場料は700円。今月29日まで。