宮城県選挙管理委員会事務局が10月13日、選挙の流れを疑似体験できる啓発イベント「犬(けん)議会議員選挙」を始めた。
若者の投票率向上を目的に、今月22日に投開票が行われる県議選を前に企画した。昨年7月の参議院選挙で猫を議員に見立てて行った「にゃん議員総選挙」に次ぎ、今回は犬を起用して行う。
候補犬は、「おしゃれキラキラ党」の「みーくん」、「お肉パクパク党」の「やんくん」、「さんぽすきすき党」の「ぎんくん」。「お仕事犬働きすぎ問題」「猫とも仲良くしたい問題」「犬用のお肉種類少ない問題」という犬にとって大切な問題に対して、候補犬がそれぞれ個性的なマニフェスト(政権公約)を掲げている。
投票はウェブサイトのほか、15日・16日には仙台駅2階の「ヨリ未知ポータル」に設けるリアル投票所(10時~20時)で受け付ける。
県選挙管理委員会事務局担当者は「気軽に参加して、投票することの容易さを体験してほしい」と話す。「当日の投票につながることはもちろん、リアル投票所で投票した後で(仙台駅に隣接する)アエル5階の仙台市期日前投票所に寄ってもらうことにも期待している」とも。
ウェブ投票は18日まで。結果は21日にウェブサイトで発表する。