飲食店5店から成る「いろはちハシゴ横丁」が9月5日、仙台駅東口のヨドバシ仙台第1ビル(仙台市宮城野区榴岡1)1階にオープンした。
運営は、東京、兵庫、大阪を中心に飲食店を展開する「otto」(東京都渋谷区)で、東北・仙台エリア初進出となる。仙台エリアマネジャーの鈴木凌さんは「各エリアで横町ビジネスに参画してきたノウハウを生かし、仙台という場所で、ビルイン型でも横町を作れればとチャレンジした。隣の店同士やお客さま同士の距離感など、横町の楽しさを伝えたい」と話す。
出店は、姫路おでんや串カツ、仙台牛と仙台みそで仕上げた煮込みを提供する「みっつ」、石巻漁港直送の鮮魚を使ったすしをつまみにお酒が飲めるすし居酒屋「センダイ」、昼はウナギ料理・夜は焼き鳥メインの串焼き居酒屋「つね吉」、昼は担々麺やルーロー飯などの台湾ローカルフード、夜はマーボー豆腐や焼きギョーザなどの町中華を用意する「台中香」、エビチーズフォンデュやサムギョプサルが名物の東京・新大久保発韓国料理酒場「ホンデポチャ」。店舗面積は65坪。総席数は180席。
全店が昼から営業し、「昼の時間帯は、ランチはもちろん、昼飲みにも利用してもらいたい」と鈴木さん。一方で3店が翌4時までの深夜営業を行う。「東口エリアは早く閉まる店が多い。駅直結の施設で、どの時間に来ても健全な環境で、いろいろなバリエーションの中から店を選んで飲める場所を用意した。もしかしたら他の飲食店も乗っかってくれて、お客さまにとって使いやすい外食シーンを提供できるようになるのでは」と期待を寄せる。
営業時間は11時~翌4時(店により異なる)。