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阿部蒲鉾店が季節商品「里の秋」販売 秋感じさせる4種、4年ぶり「栗」復活も

(左上から時計回りで)「栗」「柿」「きのこ」「もみじ」(写真提供=阿部蒲鉾店)

(左上から時計回りで)「栗」「柿」「きのこ」「もみじ」(写真提供=阿部蒲鉾店)

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 1935(昭和10)年創業の老舗かまぼこ店「阿部蒲鉾(かまぼこ)店」(仙台市青葉区中央2、TEL 022-222-6455)が9月1日、秋限定かまぼこ「里の秋」の販売を始めた。

「里の秋」パッケージ

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 国家資格である「水産練り製品製造技能士」を持った職人が細工かまぼこの技術を生かし、目と舌で秋を感じることができる商品として1989(平成元)年からこの時期に販売している。

 小倉あん入りのかまぼこで栗甘露煮を包み、いがを茶そうめんで表現した「栗」、スモークチーズをまぜてパプリカとホウレンソウで色付けした「柿」、マツタケを練り込んでほんのり焼き色を付けた「きのこ」、バターを使い口当たりまろやかな味付けにした「もみじ」の4種類。「栗」は2019年まで販売していた商品で、客の要望を受けて今回ラインアップに復活した。

 「栗」2個、「柿」2個、「きのこ」3個、「もみじ」3個のセットで、価格は2,630円。そのほか、同社の定番商品「阿部の笹(ささ)かまぼこ」や「チーズボール」「吟撰(ぎんせん)笹」などと組み合わせたセットも用意する。

 同社広報担当者は「秋の味覚や自然をモチーフに創作したかまぼこ。秋の贈り物としてはもちろん、家族や友人との食卓で利用してほしい」と呼びかける。

 直営14店舗のほか、電話、インターネットによる通信販売も行う。販売は10月31日まで。

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