食品専門スーパーマーケット「ロピア」仙台ヨドバシ店(仙台市宮城野区榴岡1、TEL 022-290-3446)が8月22日、JR仙台駅東口の「ヨドバシ仙台第2ビル」3階にオープンした。
OIC(オイシー)グループ(川崎市)が首都圏を中心に大阪・京都・福岡など国内78店舗、台湾1店舗を展開する「ロピア」。精肉、青果、鮮魚など各部門のチーフ自らが買い付けや販売価格設定を行っているのが特徴。
仙台ヨドバシ店は東北エリア初店舗としてオープンした。OICグループ執行役員で管理本部長の浜野仁志さんは「われわれは関東を地盤とする会社なので、東北のお客さまにはまだまだ認知されていない。どういった特色がある会社なのか、どういう思いを持ってやっているのかなど知ってもらいたいと思い、東北エリア一番の都市である仙台、その中でも中心部である仙台駅が東北エリア1号店の場所に適していると考えた」と話す。「ロピアブランドを東北に発信していく旗艦店として、東北エリアに展開を進めていきたい」とも。
店舗面積は1913平方メートル。精肉コーナー「肉のロピア」、青果コーナー「八百物屋あづま」、鮮魚コーナー「日本橋魚萬(うおまん)」、総菜コーナー「GOCHISOUマルシェ」をはじめ、乳製品や冷凍食品、グロサリー(食料雑貨)や酒、菓子などを販売する。部門のチーフが企画開発を手がけるプライベートブランドや、仙台牛や牛タンなど地域の名産品を活用した商品展開も行う。
支払いは現金のみ。浜野さんは「クレジットカードや電子マネーなどの決済機能はお客さまにとって非常に便利だと思うが、カード会社さんなどにお支払いする手数料がかかってくる。そこを全て商品の価格に反映させていただくため」と説明する。
「オープンから1週間で延べ10万人が来店している」とも。浜野さんは「スーパーマーケットに行こう、ではなく、ロピアに行こうと選んでもらえる店を目指したい」と意気込む。
営業時間は10時~20時。