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青葉城本丸会館で「仙台すずめ饅頭」販売 生鮮館むらぬしが出店

スズメをかたどった「仙台すずめ饅頭」

スズメをかたどった「仙台すずめ饅頭」

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 スズメをかたどった「仙台すずめ饅頭(まんじゅう)」を販売する「ちゅんちゅん堂」(仙台市青葉区川内、TEL 022-238-0002)が6月17日、仙台城跡の青葉城本丸会館にオープンした。

青葉城本丸会館にオープンした「ちゅんちゅん堂」

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 若林区で1955(昭和30)年創業のスーパーマーケットを展開する「生鮮館むらぬし」(大和町1)が運営する同店。出店の経緯について、社長の村主芳治さんは「毎年初詣や祈願で訪れている宮城県護国神社で空き店舗があると知り、問い合わせたところ神社の方がむらぬしをご存じだったことで出店が決まった」と話す。

 仙台の名所にふさわしい商品として、仙台すずめ踊りや伊達家の家紋などで県民になじみ深いスズメをモチーフにしたまんじゅうを開発した。生地は業者が3年かけて開発したというモチモチとした食感が特徴。あんは、さらりとした喉越しが特徴の北海道産の「皮むきあん」を使った「皮むきこしあん」、山形産だだちゃ豆入りで粒感のある「ずんだ」、「カスタード」の3種類を定番で用意する。季節商品も展開する予定。

 1種5個入り(各700円)、3種5個(計15個)入り(2,000円、以上箱入り)のほか、焼き上がりのタイミングが合えば単品(1個100円)でも販売。注文を受けてから天ぷら粉を付けて揚げる「揚げすずめ」(1個200円)も用意する。

 生鮮館むらぬしで2019年の販売開始以来、累計43万個を売り上げているというフルーツサンドも販売する。ラインアップは常時10~15種類。「旬の果物を青果担当者が毎朝仙台市場でよりすぐり、手作業でカットしている。果物のおいしさを一番に味わってほしいので、クリームの甘さは極力抑えている」と村主さん。

 村主さんは「青葉城は仙台の名所でありながら、仙台在住の方があまり足を運ばない場所でもある。仙台を一望できる絶景、伊達政宗騎馬像、由緒ある宮城県護国神社など素晴らしいパワースポットで、車がなくても観光バスや地下鉄を利用して気軽に足を運べる。市民の方が訪れるきっかけになれば」と期待を寄せる。

 営業時間は10時~16時。水曜定休。

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