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長町に秋田・男鹿の食堂が展開する総菜店 仙台出身店主が「おふくろの味」提供

「おいしいものを食べて幸せな気持ちを味わってもらえたら」と来店を呼びかける店主の鈴木さん

「おいしいものを食べて幸せな気持ちを味わってもらえたら」と来店を呼びかける店主の鈴木さん

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 仙台市太白区の長町商店街に総菜店「男鹿ジャン」仙台店(仙台市太白区長町1、TEL 090-4319-2294)がオープンして1カ月がたった。

「男鹿ジャン」仙台店の店内

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 秋田県男鹿市にある海鮮料理を中心にした食堂「くいしんぼう 男鹿ジャン」の姉妹店として11月28日にオープンした。仙台出身の店主・鈴木智枝さんが、旅館や磯料理店の女将(おかみ)、食堂運営の経験を生かし、煮物や煮魚、漬物やおひたしなど「おふくろの味」の総菜を販売する。

 約300種類あるというレシピの中から、定番と日替わり合わせて常時20~25種類を用意。ラインアップ例は、「生カキのフライ」「漁師さんが潜って1ケずつ取るサザエ」(以上、1個150円)、「イカ串焼き」「豆もやしの巾着煮」(以上、1個180円)、「健康おひたし」(200円)、「若布の茎煮」(250円)、「ポテトサラダ」(1パック260円)、「大根と手羽元煮」(280円)、「赤魚の煮付け」「ジャンボとんかつ」「手羽元の黒コショー揚げ」(以上480円)など。

 「いなりずし」(3個=240円、5個=400円)、「牛肉弁当」(600円)、「日替わり弁当」(800円)、「穴子弁当」(900円)なども用意。男鹿市のふるさと納税返礼品にもなっている「牛すじだけの牛すじ煮込み(冷凍)」(150グラム=900円、250グラム=1,430円)も販売する。

 客単価は320円。日中は年配客や主婦、夕方は独身者が多く利用しており、仙台在住の秋田出身者などリピート利用も多いという。

 「いい食材、新鮮な食材、栄養になる食べ物をお客さまにお出しできたらと心がけてきた。買って良かった、また買いたい、毎日でも通いたいと思ってもらえる店づくりをしたい。地元の皆さまにかわいがってもらえる店になれれば」と話す。

 営業時間は11時~19時(12月29日は15時まで)。土曜・日曜・祝日定休(12月30日~1月11日は年末年始休み)。

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