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仙台都心循環バス「チョコット」運行開始 ポケモン「ラプラス」をラッピング

「ラプラスとこおりタイプのポケモンたち」車両

「ラプラスとこおりタイプのポケモンたち」車両

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 宮城交通(仙台市泉区)が10月1日、新路線となる仙台都心循環バス、愛称「まちのり『チョコット』withラプラス」の運行を始めた。

板チョコをモチーフにしたデザインのバス停

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 みやぎ応援ポケモン「ラプラス」を描いた専用ラッピング車両を使い、「ラプラスとこおりタイプのポケモンたち」と「ラプラスとみずタイプの ポケモンたち」の2種類を交互で運行する。バス停には、「仙台駅周辺での買い物や仕事中、観光などで『ちょこっと』移動するのに便利なバスであること」を表現した路線愛称「チョコット」にちなんで、板チョコをモチーフにしたデザインを採用した。

 運行経路は、仙台駅前3番乗り場、ハピナ名掛丁入口、本町二丁目、錦町公園前、定禅寺通市役所前、メディアテーク入口、東北公済病院・戦災復興記念館前、晩翠草堂前、青葉通一番町駅、あおば通駅、仙台駅(降車場)。

 運賃は120円(小学生以下60円)均一。一部時間帯を除いて9時から17時40分まで20分間隔で運行する。「イクスカ」や「スイカ」などの交通系ICカードや、敬老乗車証・ふれあい乗車証も利用できる。

 宮城交通の青沼正喜社長は「バス業界はコロナの影響が色濃く残っており、非常に厳しい状況。コロナ後を見据え、このバスを走らせようと考えた。インバウンドを含め観光客はもちろん、地域の皆さんにも分かりやすく回遊性の高いバスを提供できたと思っている。ラプラスにも応援を頂きながら、多くの皆さんに親しみを持って利用してほしい」と話す。

 市は現在、仙台駅青葉通エリア地域の将来ビジョンを検討するための実証実験をしている。郡和子市長は「仙台駅を基点として街中都心部を周遊する仕掛けが何か必要だなと認識していたところ、都心循環バスの誕生で都心部がより活性化すれば」と期待を寄せる。

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