「レトロ」をテーマにした屋外イベント「khb 長町夜市」が8月11日、仙台市太白区のあすと長町杜(もり)の広場公園で始まった。主催はあすと長町杜の広場にぎわいづくり協議会。
昨年12月、コロナ禍で海外旅行が難しい状況を踏まえ「台湾のナイトマーケット」をテーマに初開催したkhb 長町夜市。今回は「レトロ」をテーマに、イベントの目印となる「ちょうちん通り」をはじめ、岩手県花巻市の昭和ミュージアム「山の駅 昭和の学校」のアイテムを展示する「懐かしのくらしコーナー」、1970年代のスーパーカーブームをイメージした「スーパーカーミュージアム」、懐かしのポン菓子や駄菓子、射的、スマートボールなどが楽しめる「縁日コーナー」を展開する。
30店以上の飲食テントとキッチンカーが並ぶ出店エリアでは、焼き鳥、焼きそば、ホルモン焼き、牛たん焼き、たこ焼き、もつ煮、フライドポテト、タンドリーチキン、ヤンニョムチキン、カレー、佐世保バーガー、ショーロンポーなどの定番の屋台メニューや世界のグルメを販売。仙台スイーツ&カフェ専門学校(宮城野区)の生徒が考案したメニューを販売する「懐かしのスイーツコーナー」もある。
仙台市の屋外イベント開催支援補助金事業として、新型コロナウイルス感染症対策を講じて行う。イベント主管のkhb東日本放送開発事業部長でイベントプロデューサーの鈴木泰之さんは「安全に楽しめるように配慮しているので、来場してもらえれば」と呼びかける。
開催時間は、昼の部=11時~15時、夜の部=16時~20時(入場は各部終了1時間前まで)。入場料は、縁日券付き入場券=700円、ドリンクまたはスーパーカー消しゴム付き入場券=800円、高校生以下入場券=500円、6歳未満無料。今月15日まで。