仙台の長町商店街に居酒屋「めしと酒 あおい食堂。」(仙台市太白区長町3、TEL 022-398-9034)がオープンして1カ月がたった。
店主の木田一隆さんと妻のあゆ美さんは昨年10月から、国道45号線沿いの居酒屋「伊達酒場 強太朗」(青葉区花京院2)の店先を間借りして、テイクアウトのおむすび専門店「おむすび屋 あおい食堂。」を営業。並行して開店準備を進め、「夫婦で飲食店を営みたい」というかねての夢をかなえ4月27日に出店した。店舗面積は13坪。席数はカウンター、テーブル合わせて22席。
フードは、宮城県産豚肉を特製の甘辛いたれに絡めた名物の「豚てき」(858円)をはじめ、「手羽唐」(1本165円)、「茹(ゆ)であげバタピー」「かしわめし(2個)」(以上308円)、「セロリとさきいかの酢漬」(418円)、「あおいのポテサラ」「クリームチーズの味噌(みそ)漬け」「もつ煮」「北海道ザンギ」「ハーブ香るポテトフライ」(以上528円)、「九州より胡麻(ごま)ブリ」(638円)、「日替わりおばんざいの盛り合わせ(3種類)」(858円)など30種類以上を提供。晩ご飯にも利用してもらえるようにと、豚てきやザンギなどに合わせられる「定食セット(ご飯、みそ汁、漬物)」(330円)も用意する。
ドリンクは、生ビール(539円)、ハイボール(572円~)、酎ハイ(各462円)、焼酎(グラス=各528円、ボトルキープ=各1,650円)、果実酒、日本酒(以上528円~)などをラインアップ。自家製果実酢を使ったフルーツビネガーサワー「旬の柑橘(かんきつ)」「パイナップル&キウイ」「アップル&グレープフルーツ」(各638円)も用意する。
客単価は2,800円。30代後半~50代をメインターゲットに据える。オープンから1カ月がたち、「食事メインで利用されるお客さま、ボトルを入れて飲まれるおひとりさま、近所にお住まいのご夫婦など、ゆっくり飲んでいかれるお客さまが多い」とあゆみ美さん。「おばんざいをつまみながら、定食セットを食べながら、お酒を飲んで日々の疲れを癒やし、明日も頑張ろうと思ってもらえたら。『ただいま』『お帰りなさい』と言い合える関係性を築いていきたい」とも。
営業時間は16時~22時。月曜、木曜定休。「おむすび屋 あおい食堂。」は定休日の朝に営業する。