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せんだい農業園芸センターで梅のライトアップ 「異国情緒」テーマに園内装飾

ライトアップされた梅と傘で異国情緒な雰囲気を演出する園内(写真提供=せんだい農業園芸センター)

ライトアップされた梅と傘で異国情緒な雰囲気を演出する園内(写真提供=せんだい農業園芸センター)

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 「せんだい農業園芸センター みどりの杜(もり)」(仙台市若林区荒井切新田、TEL 022-288-0811)で現在、梅のライトアップイベント「うめみナイト 2022」が行われている。

庭園に配置された約70本の竹灯籠

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 白梅や紅梅など色も形もさまざまな約60種、125本の梅を栽培する同園。「臥龍梅(がりゅうばい)」は、仙台藩主伊達政宗公が1593年征韓の役に出陣した際、日本に持ち帰り、若林城(現在の宮城刑務所)に移植したと伝わる梅の木の2世で、梅園の中でも特に親しまれている。今年の梅の初開花は1月5日に確認された。開花の時期は平年並みだったが、例年に比べ開花の進みが10日から2週間程度遅く、現在は梅園全体の5割程度が開花しているという。

 イベントは昨年に続き2回目の開催で、今年のテーマは「異国情緒」。会場では、梅の木をピンクや紫、青など、「海外のネオン街」をイメージした色合いでライトアップする。ちょうちんや傘などアジアンチックな装飾のほか、3月初旬に完成した梅園内の庭園に約70本の竹灯籠を配置する。土曜・日曜は園内の食堂「旬菜×パスタ DACCHA」の夜間営業も行う。

 広報担当者は「旅行に気軽に行けない日々が続いている中、市民の皆さんに少しでも旅気分を味わってほしい。一風変わった梅の表情を見に、遊びに来てもらえれば」と呼びかける。

 期間中の金曜~日曜に開催する。開催時間は17時30分~20時30分(最終入場は20時)。入園料は、大人(高校生以上)=600円、小人=200円、3歳以下無料。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、ウェブサイトで事前予約が必要。4月3日まで。

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