仙台駅前のアエル(仙台市青葉区中央1)の多目的ホールで11月23日、「きもの日和 in みやぎ キモノガタリ2008」が開催される。
同イベントは、「きものを遊ぼう、きものでもっと楽しもう」をテーマに2003年、東京で初開催された「ニッポン全国きもの日和」の地方版イベントで、県内初開催。「宮城、東北でも着物を着る機会、着物に触れる機会を増やし、その良さを知ってもらいたい」との思いから、県内の着物愛好家ら有志が実行委員会を結成し、今月3日に行われたプレイベントなどを経て本イベント開催にこぎ着けた。
イベントでは「季節とTPOに合わせた着こなしのファッションショー」「楽しい着こなし!ファッションショー」のほか、女形舞踏家による創作踊り、落語、帯結び講座などを開催。会場にはアンティーク着物や古布小物、和小物ショップの出張販売や和を発信するクリエーターやアーティストの作品販売コーナー、抹茶カフェ、舞台かつらの体験ブースも設ける。
同イベント広報担当者は「しきたりや決まりごとを大事にしながらも自由に着物を楽しみ、自分らしく装うことの楽しみを多くの人に感じていただけるイベントを作り上げていきたい。着物が好きな人や興味のある人だけでなく、これから始めたいという人にも楽しんでもらえれば」と意気込みをみせる。
開催時間は12時~18時。入場料500円(中学生以下は無料)。