宮城県産の水産加工品を販売する「みやぎ水産の日まつり」が2月16日、JR仙台駅2階ステンドグラス前と東西自由通路で始まった。主催は宮城県、県水産加工研究団体連合会。
県は2014(平成26)年11月、県内で取れる水産物や県内企業が手掛ける水産加工品を県民にもっと知ってもらい、食べてもらおうと、毎月第3水曜を「みやぎ水産の日」に制定。東日本大震災復興の一助として水産物の消費拡大を目指し、毎月、旬の魚介類をテーマ食材として取り上げPR活動を展開している。
「みやぎ水産の日まつり」は2015(平成27)年度から同時期に開催。今年は、1月26日に行われた「第46回宮城県水産加工品品評会」の受賞商品をはじめ、サバ、カキ、ホヤ、ホタテ、イカ、ワカメ、ノリ、フカヒレなどを使った水産加工品約140商品を販売する。
販売する受賞商品は、農林水産大臣賞=「MISO SOUP(ミソスープ)」(ムラカミ)、水産庁長官賞=「香ばし焼コーン」(高政)、「かき醤油(しょうゆ)味付海苔(のり)」(横田屋本店)、「かき飯の素(もと)」(末永海産)、宮城県知事賞=「やわらか鯨カルビ」(木の屋石巻水産)、「海鮮おこわ『伊達(だて)結び・牡蠣(かき)』」(海心)、「10秒deおいしいめかぶ」(丸繁商店)など。
会場では、県制150周年記念商品の販売や「宮城県150年のあゆみ」を紹介するパネル展示、「第40回全国豊かな海づくり大会」の絵画・習字コンクール入賞・入選作品の展示も行う。
県水産林政部水産業振興課担当者は「受賞商品をはじめ、『水産県みやぎ』一推しの水産加工品が仙台駅に集まる。卓越した技術で生み出された宮城の味を食べてもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は10時~19時。今月20日まで。