猫好きのクリエーターらが手掛ける作品を展示販売するイベント「にゃんクリエイターズ」が9月27日、JR仙台駅2階中央改札口前コンコース・ステンドグラス前で始まった。主催は一般社団法人アニマルアート・クリエイターズ(東京都台東区)。
東京・秋葉原駅~御徒町駅間のJR高架下の商業施設「ものづくりの街 2k540 AKI-OKA ARTISAN」(同)で猫柄・アニマル柄の雑貨やオーダーメードジュエリーを販売する「パルティーナ」を運営する同法人。2018(平成30)年に施設内のイベントスペースで「にゃんクリエーターズ」を初開催して以来、都内を中心に新型コロナウイルス感染拡大前は毎月のペースを目標に継続してきた。
仙台駅では昨年に続き2回目で、仙台や山形、首都圏、名古屋、長崎から約20組が参加。陶器、ジュエリー、アクセサリー、バッグ、布小物、衣類、置物、絵画、人形、首輪、猫用玩具、マスク、小物雑貨など、猫をモチーフにした作品が並ぶ。
平日の駅での催事で通勤客も多いことから、「景色の一部になってしまわないように、毎日通う人の目にも留まるように、作家さんたちには自由にディスプレーしてもらっている」とアニマルアート・クリエイターズCOOでイベント事務局の中倉積一さん。初日は準備段階から客が商品を見て回っていたといい、正午前に商品が残りわずかとなっていた出展者もいた。
規模の縮小など感染防止対策を採りながら各地で催事を続ける中、来場者の反応に「みんな疲れていて、ほっとしたいんだなと強く感じる」と中倉さん。「お気に入りのにゃんこグッズを見つけてレジに持ってくるお客さんの笑顔がマスク越しでも分かる。東北の皆さんに笑顔になってもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(最終日は19時まで)。今月30日まで。