昨年誕生80周年を迎えたアニメーション作品「トムとジェリー」の体験型展示イベント「トムとジェリーカートゥーン・カーニバル」が9月18日、仙台フォーラス(仙台市青葉区一番町3)8階で始まった。
「トムとジェリー」は1940年に誕生した短編アニメ。ネコのトムとネズミのジェリーが繰り広げる「ドタバタ劇」が世代を超えて世界で親しまれ、これまで7回アカデミー賞短編アニメ賞を受賞。今年3月には劇場版最新作「トムとジェリー」が公開された。
会場では、作品の歴史を追った資料やアニメ作品、スケッチの展示をはじめ、コミックアートや、最新映画のキャラクター設定画や場面写真を紹介する。作品の世界に入って写真撮影が楽しめるトリックアートを用いたフォトスポットや、作中でおなじみとなっている「コテンパンにやられて変形してしまったキャラクター」の展示、ジェリーの好物であるチーズの世界を表現した空間も用意。画家・絵本作家のヒグチユウコさん、漫画家・イラストレーターのきゃらきゃらマキアートさんなど、アーティスト15人とのコラボレーション作品も展示する。
物販エリアでは、タオルハンカチ(880円)、マウスパッド(968円)、吸水コースター(2個1,760円)、ウォールキャンバス(Mサイズ=3,080円)、限定ぬいぐるみセット(7,480円)などイベント限定グッズやアーティストコラボグッズなど300点以上をそろえる。
全エリア撮影可能。担当者は「『トムとジェリー』の世界に入り込んだ気分を味わい、楽しめるコンテンツを盛りだくさんに用意している。心ゆくまで体感してもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~19時(最終入場は18時30分時まで)。入場料は、一般=900円(前売り850円)、高校生以下=600円(同550円)、3歳以下無料。10月17日まで。