5000株を超えるヒマワリと七夕飾りを楽しむイベント「ひまわりと青空の七夕」が現在、「せんだい農業園芸センター みどりの杜(もり)」(仙台市若林区荒井字切新田、TEL 022-288-0811)で開かれている。
季節ごとにメイン花壇の植え替えを行っている同施設。夏季は一面にヒマワリを植栽していることから、「夏の代名詞である七夕とヒマワリを同時に楽しんでもらい、夏を満喫してもらいたい」(同園)と企画した。
約1000平方メートルのメイン花壇で、「太陽」「大雪山」「サンフィニティ」「サンビリーバブル」など、8種類5765株のヒマワリが咲き誇る。花壇の上には、青や黄色など色とりどりの小・中サイズの吹き流しや七つ飾りを設置。普段は通れない花壇の一部も開放し、花畑の中まで入れるようにしている。広報担当者は「色や形の違うさまざまなヒマワリの近くを歩きながら、頭上では風になびく七夕飾りを楽しむことができる」と話す。
期間中は園内のレストラン「旬菜×パスタ DACCHA」で、卵でヒマワリの花びらをあしらった夏野菜と鶏ひき肉のトマトソースの冷製パスタ「ひまわりの冷製パスタランチ」(850円、各日数量限定)を提供。ショップ「みどりの杜 hanana」では、記念撮影用に大きなヒマワリの造花をレンタルする(40分300円)。
家族連れやカップル、友人同士が多く来場しているという。担当者は「たくさんの品種のヒマワリと七夕飾りの並ぶ花壇の中をのんびり歩いて、お気に入りのスポットで写真を撮ってもらえれば」と話し、熱中症対策を呼び掛ける。
開園時間は9時~17時。8月10日は休園。入園無料。今月15日まで。