宮城県産イチゴを使ったスイーツの専門店「いちごスイーツ工房 アカイロコウザン」(TEL 022-398-8105)が4月29日、JR仙台駅1階の「tekuteせんだい」(仙台市青葉区中央1)にオープンした。
仙台駅前の農産物直売所「AOYA(アオヤ)」(中央1)を運営するJRアグリ仙台(同)が、東北一の生産量を誇る宮城のイチゴを使ったスイーツの製造小売りを行う新業態として出店した。「『アカイロ(=イチゴ)』というおいしい鉱物が採れる不思議な鉱山を舞台にした物語」をブランドストーリーに掲げ、「アカイロスイーツ」と称した商品を店内工房で手作りして提供。イチゴは山元町産をメインに、季節ごとに県産品種を産地から直接買い付けて使う。
メイン商品は、鉱山の地層をモチーフにしたボトルチーズケーキ「地層ケーキ」。自家製いちごジュレ、いちごミルク味のチーズケーキ、濃厚なチーズケーキを3層にした「淡い地層ケーキ」(390円)、濃厚なチーズケーキ、ほろ苦いココア味のチーズケーキ、自家製いちごジュレの3層のケーキに、小石に見立てた砕いたココアクッキーをかけて食べる「ちいさな地層ケーキ」(420円)、フレッシュなイチゴをふんだんに使ったいちごゼリーとクリームチーズのチーズケーキを2層仕立てにした「アカイロの地層ケーキ」(480円)の3種類をそろえる。「アカイロコウザンからそのまま取り出して瓶に詰めたような3種類の地層のケーキ。特徴の違う層を掘り起こして、おいしい発掘をお楽しみいただければ」と同店担当者。
大粒のイチゴと県産もち米「みやこがね」を使った大福「アカイロの標本大福」(アカ、クロ=各340円)、甘酸っぱいオリジナルいちごソースと仕上げに大粒のイチゴをのせた「アカイロの雪山ソフト」(プレーン=420円、シロ=480円、アカ=500円、ミックス=520円)、袋状の容器で自分好みの大きさにイチゴの果肉を砕いて作るいちごミルク「アカイロのクラッシュミルク」(580円)も用意する。
営業時間は10時~20時。