JR東日本東北総合サービスが運営する商業施設「tekute(てくて)せんだい」が4月29日、JR仙台駅西口1階にオープンした。これまで「Dila(ディラ)仙台」として営業していた約1800平方メートルのうち9区画・832平方メートルを大幅に改装し、施設名をリニューアルした。
郵便局、理容室、マッサージ店、生花店、コンビニエンスストア、ラーメン店、中華料理店、スイーツ店、ベーカリー、総菜店、青果店、酒店、グロッサリーなど19店舗で構成。宮城の地酒を取りそろえる酒店「むとう屋」、イチゴスイーツ専門店「いちごスイーツ工房 アカイロコウザン」、神戸発のアールグレイ専門店「&EARL GREY(アンドアールグレイ)」、県内に12店舗を展開するベーカリー「パンセ」など8店舗が新規出店・新業態となる。
総菜や弁当・グロッサリーなど5店を集めたゾーン「てくてくマーケット」も設ける。仙台牛を使った総菜や弁当を提供する「かたい信用やわらかい肉 肉のいとう」、鮮魚かす漬けのギフトや総菜・弁当などを販売する「旬海堂」、生パスタ専門店が作る洋総菜を販売する「COPIN DELI&DINE(コパン デリ アンド ダイン)」、スムージーやサラダなども販売するフルーツ・ベジタブル専門店「3007(サンゼンナナ)」が新規出店、コーヒー豆と輸入食品を販売するグロッサリー「Jupiter(ジュピター)」がリニューアルオープン。コロナ禍による家需要の広がりを踏まえ、駅を利用する地元客の日常利用を見込む。
「かたい信用やわらかい肉 肉のいとう」「旬海堂」「COPIN DELI&DINE」の店内にはイートインスペースも設置。ジュピターを除く4店舗では、スマートフォンなどで事前にテークアウトメニューを注文・決済し、指定した時間に商品を受け取れるモバイルオーダーサービスを導入する。
営業時間は各店で異なる。