カレー専門店「カリーハウス マシャーーラ」(仙台市泉区旭丘堤1、TEL 050-8881-0336)が旭ケ丘にオープンして1カ月がたった。
カレー3種盛りに「竹鶏の温泉玉子」「めっぽううまいから揚げ」のトッピング
店主のスパイスミムラこと三村誠さんは10年ほど前に出合ったスパイスカレーに魅了され、宮城野区田子のカレー店「3 FLAVOR CURRY(スリー フレーバーカレー)」で働きながら、就業時間以外も自身のカレーを追求。「スリー フレーバーカレー」や居酒屋「トリとヤサイとサケ ともやん」(青葉区木町通2)での約7カ月の間借り営業を経て、念願の実店舗出店にこぎ着けた。間借り営業時の店名「カリーハウス マシャーラ」から、「運気を上げるために」長音符を1つ増やし、「カリーハウス マシャーーラ」に変更した。店舗面積は15坪、客席はカウンターと小上がり合わせて11席。
「竹鶏ファーム」(蔵王町)の親鶏を使ったチキンカリー「竹鶏カリー物語」、ジョージア料理のシュクメルリをカレー風にアレンジした「シュクメカリー」、ピリ辛なスパイス感とトマトベースの酸味が特徴の「ヤサイカリー(仮)」の3種類を提供。「竹鶏カリー物語は親鳥のコリコリとした食感が楽しく、かめばかむほどうま味が出る。シュクメカリーはニンニク風味とホワイトソースのクリーミーさが特徴。ヤサイカリー(仮)は数種類の野菜が入っていたりのっていたりする」と三村さん。カレーに合わせるご飯は、「数種類食べ比べをした結果、店のカレーにマッチしていておいしいと感じた」という宮城県産「つや姫」を使う。
価格は、カレー1種盛り=1,000円、2種盛り=1,200円、3種盛り=1,400円。ご飯のサイズは同料金で3種類(小=150グラム、中=250グラム、大=300グラム)から選ぶ。トッピングは、「とろ~り3種の炙(あぶ)りチーズ」や「竹鶏の温泉玉子」「めっぽううまいから揚げ」「カレーヴルスト(ドイツ風ソーセージ)」「まじで?カレーに!?バニラアイス」など10種類の中から追加料金なしで2種類を選べる。トッピングの追加は各150円で、メニュー表には三村さんお薦めのトッピングを記している。
ラッシー(250円)、チャイ(300円)などのドリンクや、数種類のスパイスを隠し味に入れた小麦粉不使用の「カレー屋がつくったチョコレートケーキ」(250円)も用意。テークアウトメニューで、「2種盛りカレー」(900円)、「めっぽううまいから揚げ」(5個、480円)、「カレーヴルスト」(2本、300円)も提供する。
客単価は1,000~1,400円。20~60代のカレー好きをはじめ、間借り営業時の常連客も多く来店しているという。オープン1カ月を振り返り、「たくさんの方々の支えと応援を実感して感謝の気持ちでいっぱい」と三村さん。「カレーを通してお客さまに楽しい時間を過ごしていただき、また来たいと思っていただける店にしていきたい。常に進化を意識しているので、2度3度と来て違いを感じていただけたら」と話す。
営業時間は、11時~14時、18時~20時。月曜定休。