ホームページや広告制作を手掛けるリード・サイン(仙台市宮城野区原町2)が現在、宮城のご当地キャラクター「仙台弁こけし」と共同で制作した企業・店舗向け「新型コロナウイルス対策ポスター」を無料配布している。
新型コロナウイルスの感染拡大による飲食店や施設の利用自粛を受けて制作したポスター。「『ウイルス退散!!』スタッフみんなで対策してるっちゃ!」の文字と、店舗で行っているスタッフのマスク着用や定期的な換気などのコロナ対策を仙台弁こけしのイラストを交えて呼び掛ける。疫病退散のご利益があると伝わる妖怪「アマビエ」をモチーフにした仙台弁こけしもあしらった。
リード・サイン担当者は「しっかり対策していることが伝わるよう大きな文字と爽やかなカラーでデザインした。仙台弁こけしのかわいらしさもあり、少しでも明るく前向きに対策できるよう親しみやすいデザインになっている」と話す。
利用客が減少している店舗やコロナ対策として新たにテークアウトを始めた店舗に活用してもらおうと、飲食店向けにテークアウト可であることを示す「テイクアウト『お持ち帰りOKだっちゃ』」ポスター、お薦めメニューを紹介する「『おらだづの店』いち押しメニュー」のポスターも制作した。
「遠くからでも認識いただけるよう、文字は大きく目立つ配色でデザインにしている。テークアウトを始めたが、どう宣伝していいか分からないという方もいらっしゃると聞いた。販促ツールとして、伝えるお手伝いができれば」と担当者。
同社と仙台弁こけしのウェブサイトでダウンロード配布している。利用無料。