時価総額1億5,000万円相当の「純金製人生ゲーム」のオブジェが1月9日から、ギンザタナカ仙台店(仙台市青葉区一番町4、TEL 022-265-4130)で展示されている。
田中貴金属工業(東京都千代田区)が昨年11月22日から展開している「田中貴金属の純金積立 冬のキャンペーン」の一環。「人生ゲーム」販売元のタカラトミー(東京都葛飾区)が監修し、2016(平成28)年に発売した「7代目人生ゲーム」を貴金属で再現した。コンセプトは「“金”とともに“かがやく”人生を」。
ゲーム盤は純金板材で、サイズは縦50センチ、横60センチ、厚さ2ミリ。ゲーム盤や車の駒に純金約12.4キロ、建物やルーレットにプラチナ約4.5キロ、車の駒にのせる人や旗に銀17.22グラムを使った。
製作期間は約4カ月。ゲーム盤には特殊な技術で印刷を施した。「印刷するために金の板を真っ平らにしなくてはならないなど、金の板に印刷するのは非常に難しい。最後は職人の手で平らにしており、それが大変だった」と田中貴金属工業の担当者。「プラチナをるつぼに入れて約1700度まで熱し、最適な温度になる一瞬のタイミングを見計らって型に流し込み、型から外したパーツを一つ一つ職人の手作業で磨き上げた」とも。
ギンザタナカ仙台店は昨年11月1日、マーブルロードおおまち商店街から141ビルに移転した。営業時間は10時30分~19時。展示は今月13日まで。