フィギュアスケートの元世界女王、浅田真央さんの軌跡をたどる「美しき氷上の妖精 浅田真央展」が12月19日、仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館7階で始まった。
愛知県・名古屋市に生まれた浅田さんは、5歳で姉の舞さんと共にフィギュアスケートを始めた。全日本選手権4連覇、世界選手権優勝3回、バンクーバー五輪銀メダルなど、輝かしい功績を残し、昨年4月に現役引退を表明した。
展示は、幼少の頃から現役引退決断までの軌跡を、浅田さん本人がセレクトした映像や写真パネルでたどる内容。「第1章 心に残る名シーン」「第2章 オリンピック」「第3章 復帰から引退まで」「第4章 MAO THEATRE」「第5章 THE ICE」「第6章 浅田真央おもな記録」で構成し、衣装や愛用のスケート靴、メダルを含む120点を展示する。
浅田さんは「私の映像や衣装、メダル、スケート靴など、たくさん私の思いが詰まった展示会になっている。衣装などは、刺しゅうだったり、ストーンだったり、そういうものを実際に近くで見て楽しんでいただけたらうれしい。私がセレクトした映像もあるので、当時のことを思い出していただき、何かを感じてもらえたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(25日は19時30分まで、26日は17時まで、最終入場は閉場の30分前)。入場無料。今月26日まで。