![昨年の「食肉まつり」の様子。黒毛和牛の丸焼きは、シェフがその場で切り分けて提供する](https://images.keizai.biz/sendai_keizai/headline/1528206799_photo.jpg)
仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で6月9日、仙台市中央卸売市場食肉市場「食肉まつり」が開かれる。
消費者に食肉の生産から流通までの実態を紹介し、食肉の安心・安全を伝え、国産食肉消費の普及拡大につなげることを目的に1993年から毎年開かれている同イベント。牛肉や豚肉の無料試食が呼び物で、毎年多くの市民でにぎわいを見せ、昨年は延べ約1万5000人が来場した。
26回目となる今年は4種類の無料試食を用意。豚ホルモン煮込み(10時30分~、約500食)、宮城県産黒毛和牛丸焼き(11時15分~、約700食、10時から配布する整理券が必要)、豚焼き(12時30分~、約200食)、国産牛サイコロステーキ試食(13時20分~、14時20分~、各回約200食)を提供する。
仙台牛・国産牛肉・豚肉・ハム・ソーセージなど食肉・加工品の即売り、県内の農産物や園芸品などの展示販売も行う。大道芸パフォーマンス、ジャズバンド演奏、歌謡ショー、模擬競りの実演などのステージイベントや、縁日コーナーなども展開する。
仙台中央食肉卸売市場担当者は「食肉およびその加工品の試食などを通じ、食肉の生産から流通までの実態を理解してもらうと同時に、食肉は検査基準体制が確立された製造工程を経て、消費者に安心を提供しているという正しい知識の普及啓発を図りながら、今後の国産食肉消費の普及拡大につなげていきたい」と話す。
開催時間は10時~15時30分。入場無料。