仙台コミュニケーションアート専門学校(仙台市若林区新寺2)が2019年4月、プロゲーマーを育成する「e-sportsプロゲーマー専攻」を開講する。
音楽・ダンス・デザイン・エコ分野の職業人養成校として2007年に開校した同校。現在、音楽コミュニケーション科、クリエーティブコミュニケーション科、エコ・コミュニケーション科(2019年4月に分離独立開校予定)、カフェ・パティシエ科、調理師科を設ける。
eスポーツはコンピューターゲームで対戦する競技で、海外では賞金付き大会も盛んに行われている。2022年アジア競技大会の公式メダル種目にも採用され、今年5月には茨城県が来年秋の「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラムとして初めて都道府県対抗のeスポーツ大会を開催することを発表した。
同コースは、東北から世界で活躍できるeスポーツプレーヤーを育成しようと、クリエーティブコミュニケーション科に新設される。同校によるとプロゲーマーの専門学校は東北初という。プロマインドやゲームの戦略・戦術を習得する「e-sports プロゲーマー専攻」(3年制)と、企画から運営まで行うイベントのスペシャリストを目指す「e-sports イベントスタッフ専攻」(3年制)の2つを開設。
eスポーツ専門学校グループ「Team e-sports college」に加盟し、「全国の加盟校と連携しながら最先端のeスポーツ教育を東北で提供していく」という。