仙台市地下鉄南北線の北四番丁駅近くに1月5日、立ち食いラーメン店「Hot Stand(ホットスタンド)」(仙台市青葉区二日町)がオープンした。
立ち食いそばスタイルを採用した理由について、同店担当者は「ラーメン店は増えているが、値段が1,000円前後と高くなってきている。立ち食いそばのようにリーズナブルな値段で、日常的に利用してもらいたいと思った」と話す。「オフィス街で単身者も多く住んでおり、地下鉄の駅やバス停も近く人が集まりやすい」ことや飲み会帰りの利用も見込み、同所に出店した。店舗面積は約16坪で、20人を収容する。
スープは、昆布と煮干しの熟成塩だれに雑味なくすっきりと仕上げた豚骨スープを合わせたあっさり淡麗豚骨スープの「白」と、豚骨スープをベースに唐辛子やニンニク・香味野菜で作った自家製ジャンを加えたうま辛スープ「赤」の2種類。麺は自家製のストレート細麺を使う。
メニューは、ネギだけをのせた「白かけラーメン」(並=290円、大=390円)、「赤かけラーメン」(同=340円、同=440円)をはじめ、ネギと自家製だれで煮込んだ豚バラ肉をのせた「白肉ラーメン」(同=490円、同=590円)、「赤肉ラーメン」(同=540円、同=640円)、ネギ・肉などをのせた汁なしまぜそばタイプの「白まぜラーメン」(同=460円、同=560円)、「赤まぜラーメン」(同=510円、同=610円)。ネギ(50円)、温玉(70円)、肉(200円)など6種類のトッピングや、「肉丼」「しらすおろし丼」「明太高菜丼」(以上290円)などのご飯物も用意する。
客単価は380円。オープンから3週間がたち、サラリーマンを中心に学生やOL、年配者など幅広い層が利用しているという。同担当者は「仙台にはない立ち食いラーメン。一見入りづらいかもしれないが、立ち食いそば感覚でいつでも気軽に使っていただければ」と呼び掛ける。
営業時間は7時~24時。