宮城県多賀城市の「多賀城跡あやめ園」(宮城県多賀城市市川)で6月24日から、「多賀城跡あやめまつり」が開催されている。
同園は国の特別史跡「多賀城跡」の一角に広がる約2万平方メートルのアヤメ園で、250種200万本のアヤメ、ハナショウブが咲く。祭りはアヤメが見ごろを迎えるこの時期に毎年行われる恒例行事で、今年が22回目。
期間中の土曜・日曜には、「多賀城太鼓」や「多賀城鹿踊」などの郷土芸能が「交流ステージ」で披露されるほか、ハナショウブを見下ろす木立の中でお茶をたてる「野だて」も開催。ほかにも、「国際交流コーナー」「お祭りバザール」「切り絵・折り紙・押し花体験コーナー」など多くの催しを用意する。アヤメやハナショウブにちなんだ俳句を募集する「あやめ俳句大会」も行い、入選者は閉幕式で表彰する。
来場者数は例年並みの約6万人を見込む。同市担当者は「アヤメの咲き誇る多賀城跡の風情あるたたずまいをゆっくりと眺めていただき、さまざまな催しを通して交流を図ってもらえれば」と話す。
入場無料。7月6日まで。
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