仙台駅前の複合商業施設「EDEN(エデン)」(仙台市青葉区中央1)に8月7日、「本場帯広 十勝豚丼専門店『○久好(きくよし、○は七の下に七七)』」仙台EDEN店(TEL 022-797-6650)がオープンした。
同店を経営するのは、「伝説のすた丼屋」「伝説のステーキ屋」などを手掛けるアントワークス(東京都中野区)。北海道帯広で豚丼を中心に提供する老舗食事処(どころ)「○久好」とライセンス契約を結び、新業態として今年4月、東京・昭島市の商業施設「モリタウン」のフードコートに1号店を開いた。
「業態立ち上げ当時から、駅前路面や商業施設のレストランエリアなどへの出店も目指しており、物件を探し続けてきた」と同社広報担当者。7月に愛宕上杉通沿いへ移転した「伝説のすた丼屋」跡にレストランタイプの「○久好」を出店することを決めた。
店舗面積は28坪で、席数はカウンター7席、テーブル6卓20席。メニューは、「十勝豚丼」をはじめ、「釧路ザンギ」「旭川ホルモンラーメン」など北海道の名物料理を提供。豚肉・ホルモン・卵・ブランド米「ななつぼし」など、北海道産の食材を使う。
ラインアップは、「十勝豚丼(黒ダレ)」(並盛り=880円、肉重ね盛り=1,080円、特上二層盛り=1,380円)、「十勝豚丼(赤ダレ)」(各10円増し)、「釧路ザンギ定食(白)」(並盛り=880円、肉盛り=1,060円)、「釧路ザンギ定食(黒)」(各10円増し)、「旭川ホルモンらーめん」(しょうゆ=780円、みそ=830円、辛みそ=880円)など。1号店には無かった膳、一品料理、デザートなどもそろえる(価格は全て税別)。
今後はレストランタイプをメインに全国展開を進めていく予定で、すでに9月以降3店舗の出店が決まっているという。同担当者は「仙台EDEN店でレストランタイプでの運営スタイルを確立し、北海道・帯広の名店の味を全国へ届けていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~23時。