仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館7階で現在、子どもたちの夏休みに合わせた2つの催事が開かれている。
8月5日に始まったのは「誕生15周年記念 くまのがっこう展」。「くまのがっこう」は、あいはらひろゆきさん(文、仙台出身)と、あだちなみさん(絵)が手掛ける絵本シリーズ。「おてんばで泣き虫なくまの女の子、ジャッキー」を中心に、温かな日常の世界を描いている。今年で15年目を迎え、シリーズ累計発行部数は220万部を超える。
同展では、シリーズ誕生前のアイデアメモやラフスケッチ約20点に加え、今年1月に発売された最新作「ジャッキーのしあわせ」を含む全15作品の中からよりすぐりの原画約200点を展示。同展のために描き下ろされた原画や、あいはらさんとあだちさんの絵本創作過程に密着した撮り下ろし映像も上映する。
6日には「電車に乗って、遊んで、楽しもう!」をテーマにした「わくわく鉄道ランド」も始まった。鉄道運転士の制服を着用して記念撮影ができる「鉄道運転士になって写真を撮ろう!」、E5系新幹線はやぶさを再現したミニ新幹線に乗れる「ミニ新幹線『E5はやぶさ』に乗ろう!」、専用コントローラーを使ってジオラマの鉄道「キハ82系特急形気動車」「国鉄113 2000系近郊電車(湘南色)」を運転できる「HOゲージを動かしてみよう!」などのコーナーを用意する。
いずれも開催時間は10時~19時30分(入場は閉場30分前まで、最終日は17時閉場)。入場料は、くまのがっこう展=800円(高校生以下無料)、わくわく鉄道ランド=800円(3歳~小学生は500円、2歳以下無料)。今月15日まで。