東日本旅客鉄道と仙台ターミナルビルは6月18日、仙台駅に隣接する新商業施設「S-PAL(エスパル)II」(仙台市青葉区中央1、TEL 022-267-2111)をオープンした。
10時の開店前から仙台駅のペデストリアンデッキには長蛇の列ができ、大勢の市民らが見守る中でオープニングセレモニーが始まった。仙台ターミナルビルの飯塚清社長はあいさつで、「既存のエスパルではできなかったような新しいコンセプトのもとでフロアの構成を行った。東北各地に向けて情報を発信し、常におもてなしの心を持って運営していきたい」と話した。
仙台商工会議所の丸森仲吾会頭、シップスの三浦義哲社長、東日本旅客鉄道仙台支社の佐伯隆司部長など6人によるテープカットが行われ、ファンファーレと同時にオープン。スタッフが誘導を開始すると、買い物客らは配られたパンフレットを手に店内へ押し寄せた。混乱を防ぐため、開店から約1時間は一方通行の規制も。
同施設は「大人の高感度ファッション空間」をコンセプトとし、駅構内Aゾーンに9店補、新幹線高架下のBゾーンに11店舗を展開する。東北初出店となるセレクトショップ「トピッククラックス」の営業担当者は「この場所を起点に仙台、東北のファッションに新たな変化が生まれれば」と期待を寄せる。
営業時間は10時~21時。
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