仙台駅東口の「TFUギャラリー ミニ モリ」(仙台市宮城野区榴岡2、東北福祉大学仙台駅東口キャンパス)で7月14日、「大アマゾン展」が始まった。
「アマゾン川流域に生息する生き物の多様性」をテーマに、アマゾンを総合的に紹介する同展。化石・はく製・骨格標本など約300点を展示する。「大河アマゾンは世界最大の流域面積を持ち、日本の面積の20倍といわれる広大な地域に熱帯雨林が広がり、多種多様な生き物の宝庫となっている」と同展担当者。約420種類の哺乳類、3000種以上の魚類、約1800種の鳥類、約6万種の植物、地球上の種の4分の1に相当する100万種以上の昆虫がすむとされるという。
会場内は2つのエリアで構成。1億年前に生息していた動植物を紹介する「太古の南米大陸からアマゾン誕生まで」エリアでは、サンタナ層の魚類化石、クラト層のクモ・昆虫化石、クラト層の植物化石を展示する。
アマゾンの動植物を紹介する「大河アマゾン」エリアでは、哺乳類・鳥類・爬虫(はちゅう)両生類・昆虫・川の生き物の5つに分け、「まるでアマゾンの森や川に足を踏み入れたかのような臨場感」を演出し、多種多様な生き物の剥製や標本を展示。展示されている生き物は、ナマケモノ、アリクイ、アルマジロ、サル類、ネズミ類、インコ類、オオアナコンダ、モルファチョウ、巨大カブトムシ、アマゾンカワイルカ、ピラルクー、デンキウナギ、ピラニアなど。
開館時間は10時~17時(入館は閉館30分前まで)。火曜休館。入場料は、一般=前売り1,100円・当日1,300円、4歳~高校生=同500円・同600円、3歳以下無料。8月27日まで。