仙台市青葉区の錦町公園(仙台市青葉区本町2)で7月7日、ビールの祭典「東北オクトーバーフェスト」が始まった。
ドイツ・ミュンヘンの「オクトーバーフェスト」に倣って日本各地で開かれている同イベント。オクトーバーフェスト実行委員会が2003年に横浜で初開催し、今年で15周年を迎えた。
会場中央と入り口付近に2台の大型テントを設置し、オープン席と合わせて約1500席を用意する。会場両側には「ヴァルシュタイナー」「ハッカー・プショール」「クロンバッハ」「アルコブロイ」「ヴァイエンステファン」「ゾラホフ」「パウラーナー」「シュパルター」の8醸造所の販売ブースが並び、ビールやカクテル、フードを販売。テント内にはステージを設け、民族音楽を披露する。
ビールはドイツの銘柄を中心にヴァイツェン、ドゥンケル、黒ビール、ラガー系、ビアカクテルなど70種類以上を用意。フードは、ソーセージ、ベーコン、ローストビーフ、アイスバイン、マッシュポテト、ポテトフライ、ムール貝、煮込みや盛り合わせプレートなど100種類以上。300ミリリットルのビールと盛り合わせをセットにした「レディースセット」も提供する(男性も注文可)。中心価格帯は、ビール300ミリリットル=1,000円前後、500ミリリットル=1,500円前後、フード単品=500円~1,000円、盛り合わせ=1,000円~2,000円台。
昨年は10日間で3万4100人が訪れた。今年も最初の週末は晴天で気温が高く3日間とも早い時間から満席の状態が続き、同実行委員会では期間中3万人以上の来場を見込む。
開催時間は16時~21時(土曜・日曜・祝日は11時~)。ビール1杯目購入時にグラス預かり金1,000円がかかる(デポジット制)。今月17日まで。